聞き手:加藤展生(日本ダウジング協会会長)
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加藤 セラピーとしては、どのような内容になりますか?
石坂 一言で説明するのは難しいのですが、「女性が幸せになる」ためのセラピーをしています。その「幸せ」の中には、美しさとか、心が軽くなるとか、自分が好きになって自己肯定感が増すとか、いろいろな要素があります。クライアントの要望に応える形で内容が充実してきたという感じです。
加藤 スクールでは何を教えていらっしゃるのですか?
石坂 施術の技術も指導していますが、特にアロマ、それもメディカルなアロマの分野を教えることに力を入れています。つまり、それぞれの精油にどのような成分があり、その各成分がどのような作用があるかというようなことをしっかりと踏まえて使っていくというようなことです。
加藤 アロマとの出会い、関わるようになったきっかけは?
石坂 母が薬剤師をしていたこともあり、何かあるたびに薬を飲むということが多かったんですよ。それによって、かえって体調悪くなる、虚弱になる、免疫力が落ちるといった現象が起こり困っていました。そこで今使っているメーカーの精油と出会ったことで、薬を使うことなく喉の不調が改善していきました。それがアロマの世界に入るきっかけだったと思います。
加藤 化学薬品の過剰摂取により体調を崩したということですが、具体的にはどのような不調があったのですか?
石坂 風邪を非常に引きやすくなり、喉が過敏になりすぎてしまったのです。ちょっとしたことですぐにせき込んでしまうという症状で悩んでいました。
加藤 喉が不調だったために、いろいろな薬で治療をしたが、状態はどんどん悪化してしまったということですね。アロマはその時どのような使い方を?
石坂 適応するアロマを喉に塗るということをしていくと症状が改善していき、症状を抑えるための薬の使用はどんどん減り、最後は何も薬を使う必要は無くなっていました。つまり、薬の代わりにアロマを使うことで完全な症状改善をすることができたのです。その効果にとても驚いたことを記憶しています。
加藤 精油は直接、喉に塗っていいんですね?
石坂 はい、希釈することで直接、肌に塗ることができます。もちろん喉の中に塗ったわけではなく、喉の外の皮膚に塗ります。※末尾注(1)参照
加藤 そういった喉の不調となると、使うアロマは決まってくるのですか?
石坂 その時はユーカリ・ラディアタ、ラヴィンツァラ、この二つの精油を使いました。
加藤 そのアロマとは、どんなきっかけで出会ったのですか?
石坂 通っていたエステティックサロンで勧められたのがきっかけです。そこのオーナーに選んでもらった精油を使ったのです。
加藤 アロマの活用法は、その時のように身体的な不調の改善以外にもありますか?
石坂 例えば、香りを嗅いでメンタルを整える、ということがありますが、香りは本能に関わる脳の部分にダイレクトに作用するので、単にリラックスということではなく、目に見えない深いところに働きかけたりもします。そのため、自然に涙が流れ出すということもあり、表層のある心理状態だけではなく深い部分にアプローチするので、深層心理の部分の癒しにつながることがあります。
加藤 体と心に作用をするということですね。
石坂 はい。ただ、使い方には違いがあります。体にアプローチするのは、皮膚塗布をして毛穴から血流に成分が吸収されるという使い方ですが、心理的な部分へのアプローチは香りを鼻から香るという方法になっていきます。とはいっても、鼻からの香りの効能は心のみならず体への作用もあります。例えば、ローズの香りを嗅ぐことで閉経していた人の生理が始まったというようなこともありました。
加藤 逆の話で、皮膚塗布をしたら体だけに作用して心には作用をしないということでよいのでしょうか?
石坂 自律神経には皮膚塗布でも働いていきます。副交感神経を高めて、心をリラックスさせるというような効果もあります。※注(2)参照
※注(1)
アロマを活かす・実践ダウジグセラピー入門講座