ダウジングは、現代の魔法《Magick》

ダウジング講座
古代の魔法と現在のダウジング

近年、ダウジングは大きな変化を遂げました。水や公共施設、遺跡など、目に見えるものを検知するための受動的なツールから、形のないサトルエネルギーを操作し、それを変換する能動的なツールへと変化しています。

ダウジングはシャーマニックな技術になり、新しい魔法となったのです。では、古代に使われていて魔法を元に新しい魔法を作り、現代に適合することはできるのでしょうか? ダウジングと古代の魔法を比較してみると何がわかるでしょうか?

ダウジングの力はどこから来ているのでしょう? 私たちの意図をどうすれば最大限に反映できるのでしょう? そして、背景にある根本論理とはどんなものでしょうか?

グラム・ガードナー Grahame Gardner

英国ダウザー協会(British Society of Dowsers)元会長(2008年〜2014年)
スコットランド在住

イギリスを代表するプロフェッショナルダウザーとしてイギリスのみならず、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ヨーロッパ諸国でも世界的に活躍。ジオマンサーとしての長いキャリアを持ち、多くののエソテリックな技法(神秘技法)、西洋の伝統的エネルギー技法、カバラ、各種のシャーマニズムにも深く精通している。

特にアースエナジーに関する知識と経験が豊富。テクノパシックストレス(電磁波汚染障害)やジオパシックストレス(人に害のある場所のエネルギー)のトリートメント、そして場所のエナジャイズ・神聖化についての高いスキルを持つ、場所のエナジーバランスの世界的スペシャリスト。

ダウジングの活用法は、広がっている

歴史的にダウジングは水源や鉱物を探す技術としてよく知られていますが、その他にも紛失物の発見、地下の遺跡やパイプなどの発見、地中のエネルギーの流れの探知、人の病気の発見や分析など、さまざまなことに利用されています。

地図や図面、あるいは写真から遠隔でダウジングを行うことも可能で、ダウジングに距離は関係ありません。ダウジングの応用は、私たちの発想力次第でいくらでも広がります。

ダウジングは、実はあなたの脳のプログラミングをするシステムという言い方もできます。そしてダウジングはあなたの直感力を育てる作用があり、人生の決断にもとても役立つことにもなります。

ダウジングは、ペンデュラムを手に、正しい手順で質問を投げかけるだけで、異次元の世界や存在から情報を得たり、答えを得たりすることができるもので、従来のマジック(魔法)のような大掛かりな儀式の道具や自己準備のための複雑なテクニックは必要ありません。

ダウジングゾーンに入るためのちょっとした心の準備と手順、そしてペンデュラムの使い方を知れば、ダウジングはあらゆる体験の領域とつながり、そこから情報を得ることができるのです。また、物質や場所に影響を与え、エネルギーパターンを刻み込むことができ、その結果、人に影響を与えることもできます。

ダウジングが魔法《Magick》となるまで

ダウジングは、粒子が波のように(波が粒子のように)振る舞う、量子力学的なあいまいな確率の領域とつながり、波動関数を自分の望むパターンに「折り畳む」作業なのです。

このレベルでは、高い技術を持つ熟練ダウザーが意図の実現、目的の達成のためにしていることは、Magick魔法と見分けがつかないほどかもしれません(私は、手品のショーであるマジック「Magic」と区別するために「Magick」というkが加えられた古い字体を魔法を表す際に使います)。

悪名高いアレイスター・クロウリーは、Magick(マジック)を「意志に合致した変化を起こす科学と芸術」と定義しました。この定義は、高度なダウジングにも当てはめることができます。ダウジングでは、単に探知・検出するだけでなく、意図をもって変化を引き起こします。

【解説】アレイスター・クロウリー(Aleister Crowley 1875年10月12日 - 1947年12月1日)は、イギリスのオカルティスト、儀式魔術師、著述家、登山家。オカルト団体を主宰し、その奔放な言論活動と生活スタイルで当時の大衆紙から激しいバッシングを浴びた。スピリチュアル哲学のセレマ思想を提唱し『法の書』を執筆したことで知られる。その波乱の生涯の中で数多くの著作を残しており、日本でも1980年代から数々の邦訳版が刊行されている。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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