セラピストあなゆきのダウザー修行レポート!(1)
はじめまして、あなざわゆきです!
ヒプノセラピーのカウンセリング風景。じっくりとお話しを伺いながら、クライアントに寄り添います。
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はじめまして、あなざわゆきです(「あなゆき」と呼んでくださってもいいですよ!)。私は、ヒプノセラピスト(催眠療法士)として活動しています。
ヒプノセラピー(催眠療法)というのは、催眠誘導という手法を使って、普段閉じている潜在意識の扉を開け、自分の内側に注意を向けていく心理療法です。
心と身体をリラックスさせることにより、顕在意識と潜在意識を統合させ、本来の自分自身が大切にしていることを思い出したり、現在の抱える問題の原因に気づいていくことができるんです。
ヒプノセラピーに出会ってから、私はとても楽になりました。
「困ったことがあれば、潜在意識に聞いてみる!」
頭で考えるよりも、自分にとって正確な答えが見つかります。その浮かび上がってきた答えは、自分の深いところにすとんと落ちていく感覚があって、迷いなく行動に移せるようになったのです。
潜在意識とつながる方法を身に着けることによって、以前の私よりも、迷いやブレがなくなり、選択が早くなった分、物事の展開が加速していることを感じますし、ストレスを溜め込まないようになりました。
そんなふうに、潜在意識とどんどん仲良くなってきた私が、最近、一番興味を持っていること。
それが、ダウジングなんです。ダウジングも潜在意識へのアクセルツールのひとつ。しかも、歴史が古い。
最初のダウジングの記述として最も古いものは、紀元前5世紀の中ごろに“father of history”として知られる古代ギリシャの歴史家ヘロドトスの残したものだと言われているそうですが、ヒプノセラピーの歴史も、紀元前の古代エジプトまで遡ります。ダウジングもヒプノセラピーも、それぞれ長い年月をかけて多くの人々によって研究され、実践されてきた、叡智のツールです。
しかも、ゆらゆらと揺れるペンデュラムを使って、答えを導き出していくというのは、なんとも怪しげで楽しそうではないですか! 私はこういう不思議なものにたまらない魅力を感じます。
というわけで、これから、どう私らしくダウジングを取り入れていくことができるのか、検証していこうと思います。
まったくの初心者として、ダウジングの門をたたき、その中で学んだこと、体験したことを体当たりでレポートしていきますね! お付き合いいただければ幸いです。
あなゆきのセラピールーム「サロンアネモス」。ヒプノセラピーはこのような空間で行います。安心安全な環境づくりを心掛けています。
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ダウジングに出会ったきっかけ
さて、私がダウジングに興味を持つきっかけを作ってくださったのは、日本ダウジング協会代表の加藤展生さんです。
それまで、ダウジングができる人というのは、超能力者、サイキックな占い師、シャーマンなど、特殊な人達だけだと思っていました。「魔法使いグループ」とでもいいましょうか。ダウジングは、そんなグループに属している人たちだけが利用するのだろう、というイメージがありましたが、普通の紳士?!の加藤さんに出会うことによって、それが私の思い込みだったと気付かされたんです。
ダウザーでもあり、世界のダウジンググッズを取り扱う会社の社長となれば、いわば「魔法使いグループ」の親分みたいなものだと想像していたのですが‥‥(笑)。残念ながら、私の期待は大外れ。
アウトドアブランドのアウターを着て、ウエストポーチを身に着けて、「僕、山登りが好きでね」なんてお話しされている姿は、まさに、サラリーマンお父さんの休日、という感じです。まったくスピリチュアル的な話もなさらないし、論理的なビジネスマンで、腰が低く協調性があって、私が会社員時代にお世話になった上司像と重なりました。
このイメージの転換から、私もダウジングができるようになるかもしれないと、ドキドキワクワクしてきました。
マイファースト ペンデュラム
まずは、道具選びから。
自分にフィットしたペンデュラムを購入しようと思いましたが、本当にたくさんの種類があって、どれを選んでいいかさっぱり分かりません。
初心者でも扱いやすいものということで、加藤さんからお勧めいただいたのが、イシスペンデュラムでした。
イシス!
私はその名前とフォルムに魅せられました。イシスといえば、エジプト神の中で一番崇められたであろう豊穣の女神様ではないですか。この形状は、「オシリス神の背骨」と呼ばれる神聖図形のジェドピラーが元になっているのだそうです。
ダウジング修行は始まったばかりですが、ペンデュラムと仲良くなっていくにつれ、手放せない存在に。まるで親友に出会ったような気分です。
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「うおーっ! なんだか、ものすごくパワフルそう!」
よく分からないながらも、ペンデュラムをぶるんぶるんと振っていると、なんだかワクワクした感覚が沸き上がってきます。ちょうど良い重さで、動きがはっきりと示されるので、反応が分かりやすいのも気に入りました。
こうして、自分のペンデュラムも手に入れ、ダウジング修行が始まりました。
しばらくは、自分の意志で無理やり動かしているような気がしていたし、これでいいのかなとピンと来ないままに使っていました。でも、見よう見まねで使っていくうちに、それなりにペンデュラムと仲良くなれる感覚が出てくるんですね。
コツは、楽しむこと、信じること。
このふたつだと思います。難しく考えずに、習うより慣れろでやっていくといい、と加藤さんからもアドバイスをいただきましたので、自分の感覚を信じて楽しむことにしました。今では、自然に、日常生活の中でダウジングを取り入れるようになっています。
例えば、あるお誘いを受けて、行こうかどうしようか迷ったときもペンデュラムに聞くし、家具の位置がここでいいか、枕の向きがこっちでいいのか、ペンデュラムに聞きながらレイアウト変更をしてみたり。
楽しいですよ!まるで自分のマスターがペンデュラムを通して話しかけてきてくれるような感じです。
不要なエネルギーが出ていく!
こうして、ペンデュラムに、YES/NOクエスチョンを聞いていくことができるようになっていった私ですが、このイシスペンデュラムでエネルギーヒーリングや空間調整ができると聞いても全然ピンと来ていませんでした。
「ペンデュラムでヒーリングするっていったいどういうことだろう」って。
そんなある時、私が風邪で苦しんでいたら、知人がイシスペンデュラムを使ってヒーリングをしてくれたんです。知人が、私の頭の上にペンデュラムをかざすと、ぶるんぶるんと大きく左に回りだしました。
「いま、不要なエネルギーが出てるよ! うわー、いっぱい出ていく!」
少し経つと、今度はペンデュラムの動きが右回りになり、同時に頭のてっぺんからすっと何かが入ってくるような感覚があったんです。
それを告げると「そうだよ。今、エネルギー入れてるよ」という返事が返ってきました。知人はエネルギーに敏感なので、ありありと分かるようでした。
あれ?
のどの痛みも和らいだし、ちょっとすっきりした気分。このほんの1分くらいの即席ヒーリングで、思いのほか楽になったんです。この経験は、びっくりしました。
自分が体験して、これがダウジングの癒しなのかと、やっと理解できたんです。YES/NOの判断だけでなく、ヒーリングや浄化にも使えるなんて!
今年の癒しフェアに出展された日本ダウジング協会さんのブースのお手伝いもさせていただきました。ダウジング愛好者のお客様がたくさんいらしてくださり、ますますダウジングへの興味が高まりました。
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