ダウジング・プロトコル（5）

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加藤 ： スピリットリリースや高次の存在とのコネクトするようなダウジングはよく行いますか？　また、どのように行っていますか？

スピリットリリースのダウジングワークはよく行います。 私たちの世界のディメンションにいるべきではない存在がたくさんいるように思います。また土地につなぎ留められてしまったスピリットや、何かの拍子でこちら側に来たまま、ここを去ることが出来なくなってしまっている、そんな種類の存在です。 また、さらには地球外のエネルギーが何らかの彼ら自身の理由で現れることもありますが、地球にとっては有益ではないことが多いようです。 まず第一に行うことは「ダウジング・プロトコル」の実施です。次元レベルの異なる相互エネルギーダウジングを行う時に、サイキックプロテクションをしないで行うことはけっしてできません。 スピリットリリースは、初心者のダウザーが行うことではありませんが、それも上級ダウジングワークショップで私が指導していることのひとつです。

加藤 ： 近代的なダウジングは19世紀前半に始まったと思いますが、過去の古いダウジングと現代のダウジングを比較して、どう思われますか？

聖書のモーゼが岩を打ちそこから水脈の水を得た記述(Exodus 15:24-25)は、ボバーを使ったダウジングの偉大な記述だと、私は考えています。 中世のイギリスでは、木の枝を使ったダウジングがされ、鉱石を見つけていました。 一種のダウジングのようなことは世界中で全ての人が古い昔から行ってきているのではないでしょうか？ ダウジングは、人が生まれながら持つ技術だと思います。もし、私たちが心と体をその能力に対してオープンにしたら、私たち全てはサトルエネルギーを探知できるのです。

加藤 ： あなたの行うFeng Shui（風水）ダウジングは、非常に興味深いものだと思います。私だけではなく多くの日本人が同じように思うと思います。 その風水ダウジングについてご説明いただけますでしょうか？ 様々な種類の人工の有害な強いエネルギーが蔓延している昨今では、古い風水のロジックだけでは何か不十分ではないか、ということは想像しているのですが‥‥。

スーザンの講座でも、積極的に風水が取り入れられている。

じつは、私はある風水のグループに私の本『Dowsing for Feng Shui and Space Clearing ? Finding the Living Force』（風水のためのダウジングと空間浄化 生命エネルギーを見出す）の執筆を頼まれたのです。その本の中では中国の神秘学の現代までのルーツ、風水の法則や論理の発展についてもまとめてあります。 私は、そういった風水の偉大なる伝統を非常に尊敬しています。ただ、風水師のみなさんが「私たちは風水の活動の中で様々なエネルギーの存在を見つけるのですが、それが何かが分からないのです。」と言われるのです。そしてそのエネルギーについて書籍を書いてほしい、と頼まれたのです。 近代社会では様々なエネルギーがあり、古代の伝統的な知識だけではそれが何かを示すことができない場合があると言うのは事実だと思います。 私のアプローチ方法のポイントは、まさにその本のタイトルにあります。 風水の伝統という土台のもと、今、まさに活動している生命エネルギーをダウジングにより正確に把握し、それを考慮に入れたうえで、ダウジングテクニックやトリアージプロトコルを駆使しながら風水的な各局面をバランスさせて問題解決をしていくのです。 私はこのことが古い問題を解決し、新しい光を風水の世界にもたらす助けになると信じています。 下の図は“Dowsing for Feng Shui and Space Clearing”の28ページにあるエクササイズです。“Magic Square”（マジックスクエア）とは、バグアで家やオフィスのフロアのを示します。 そのバグアを利用して上記の種類の質問をしてダウジングで答えを得ていきます。 もし、問題のあるエリアを見つけたなら、問題の原因が、肉体、精神、魂、感情、エネルギーのどれにあるかを探っていきます。 水面下に隠れた問題を見つけ出したなら、ダウジング・プロトコルやボバーを使って修復することができるのです。