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直傳靈氣

「直傳靈氣」というヒーリング

直傳靈氣とは
直傳靈氣とは、大正11年に臼井甕男(みかお)によって、もたらされた日本生まれの、治療法(癒し、ヒーリング)です。正式名称は「心身改善臼井靈氣療法」です。
臼井甕男から林忠次郎そして高田ハワヨと伝わり1981年、ハワイから世界に拡がりました。直傳靈氣とは、1938年に山口千代子が林忠次郎より直伝で靈氣を学び65年間以上、日常生活で実践してきた靈氣です。直傳靈氣とは海外の影響を全く受けていない日本生まれの、日本育ちの靈氣療法です。
イギリスのロンドン近郊にて。現地のイギリス人対象の直傳靈氣セミナー講義中
臼井靈氣療法の完成
創始者、臼井甕男は、さまざまな人生経験を重ね、人間の真の目的を追求し、禅に出会い3年間の修業を重ねるが覚を得る事ができず。悩み抜いた末、禅の高僧に教えを仰ぎました。すると、その答えは、なんと死でした。これ以上、修業しても覚ことはない、一度、死の刹那を体験することです。
臼井氏は今世で覚ことは無理である最早これまでと覚悟を決め京都郊外の鞍馬山にて、死を覚悟の断食を決行しました。死を覚悟した断食ですから期限はありません。一日一日と日が過ぎていきました。そして20数日後に、臼井氏は脳天を貫く閃光を感じ、天(神・宇宙)と我との一体感に目覚めたのです。
臼井氏は、断食を終え、山を降りました。山を降りる途中で石にけつまずき、足の爪を剥がす大怪我をしました。思わず傷ついた足に手を当てました。すると痛み消え血が止まり、瞬時によくなる、不思議な体験をしました。靈氣療法の始まりです。
そして、さまざまな創意工夫があり臼井靈氣療法が完成しました。1926年3月9日亡くなられるまでに多くの弟子を養成されました。
特質すべきは1926年1月16日に、特別優秀な弟子20名に心身改善臼井靈氣療法を託されたのです。臼井氏の死後、靈氣療法は、さらなる発展を遂げ戦前には100万以上の霊気愛好者が存在したと言われています。
西洋レイキの大きな広がり
20人の弟子の中で最も靈氣普及に貢献したのは、林忠次郎氏です。林忠次郎氏は、元海軍の軍人という経歴の持ち主です。その経歴を認めていた、臼井甕男氏より靈氣の治療専門所を設立しました。林靈氣研究会です。
西洋レイキといわれる大きな靈氣の流れがありますが、林靈氣研究会で治療を受けた日系二世の高田ハワヨ女史の存在です。
彼女は、西洋医学の医者より、余命幾ばくもないとの診断を受け、西洋医学に失望を感じた時に、林靈氣研究会に巡り合ったのです。林忠次郎氏より靈氣治療を受け、約10カ月足らずの間に全快したのです。
靈氣療法に感動した高田ハワヨ女史は、林忠次郎氏より靈氣のすべてを学び、ハワイに帰ったのです。その後、林忠次郎氏をハワイに招聘しました。林忠次郎氏は、約5ヵ月間長期にわたり滞在し、靈氣を教えたのです。
それが、西洋レイキの大きな広がりのきっかけとなりました。しかし、時代は第二次世界大戦と進んでいったのです。靈氣普及は中断されてしまいました。
その後、1978年、高田ハワヨ女史は78歳になりました。亡くなる2年前から、彼女は靈氣普及を本格的にスタートしたのです。しかし、22人の指導者を養成するのにとどまってしまったのです。西洋レイキが本格的に世界に広がり始めたのは、高田ハワヨ女史の死後1年後、1981年からです。
約10年間で靈氣は世界へと大きくひろがったのです。日本に西洋レイキ(逆輸入)が入ってきたのは1990年ごろからです。山口千代子も私も、西洋レイキの存在は全く知りませんでした。
日本で西洋レイキを学んだ人たちが、臼井甕男氏も、林忠次郎氏も日本人です。だから、必ず日本で靈氣をやっている人たちがいるに違いないと思い、その存在を探しましたが、当時は見つかりませんでした。
やはり、第二次世界大戦後を境に、日本では靈氣愛好者は存在しなくなったと結論を出したのです。 そして、西洋レイキを盛んに学び、西洋霊気が日本中に広がったのです。
山口千代子は、高田ハワヨ女史の師である林忠次郎氏より、直伝で靈氣を学び、65年間以上、日常生活で靈氣を使っていたのです。山口千代子が一人で靈氣を継承しているかのようなイメージを持っている方が多いのですが、実は山口千代子の兄弟をはじめ多くの親戚が靈氣を実践し続けていたのです。私たちの存在が知られるようになったのは、1997年ごろからです。
その存在の、意味深さに気がついた多くの西洋レイキ愛好者が私たちに、当時の林忠次郎氏の靈氣講習会(セミナー)を開催するように、要望されました。1999年に直傳靈氣研究会を発足し、臼井甕男氏、林忠次郎氏へと伝わった、日本の伝統的な靈氣を当時の形のまま復活することになったのです。
現在は、国内はもとより海外12カ国以上に直傳靈氣愛好者が誕生しております。山口千代子は、2003年に亡くなりましたが、現在は、山口千代子の四男、私、山口忠夫が直傳靈氣研究会代表として、多くの方に靈氣を伝えております。
直傳靈氣京都センター(本部)で、海外からの参加者による靈氣施術練習中
ダウジングで、病腺の場所を特定することができる
靈氣には多くの要素があります。靈氣治療する場合、最も大切な要素は、「病腺」という考え方です。
これは、体の変調のある部分に手を当てると、その人の変調もしくは病気の根本的な場所を手に感じることができるのです。感じ方によって、どの程度の変調なのかも、判断する事ができます。
知らない人が聞かれると、難しくとらえられることがありますが、実は靈氣を実践するとそんなに難しくはないんです。西洋レイキの欠陥とは言いませんが、なぜかこの病腺というコンセプトが欠落してしまっていたのです。私たちは、それを中心にお教えしております。学んだ多くの方が、大変満足しておられます。
今回、この記事を書くきっかけになった、ダウジングについて、本来の靈氣は一切道具は使いません。自分の持っている手だけでできますが、ダウジングを使用することによって、病腺の場所を特定することは可能です。
病腺のレベル、それから奥深い状態は、今のところ判断できませんが、場所を特定することには大変有効です。本来の靈氣とは少し離れますが、ダウジングの経験はまだ少ないのですが、非常に興味を持っております。今後、ダウジングの方法をうまく併用することによって、靈氣の切り口や併用することによっての大きな広がりが期待されます。
私自身も今後機会があれば、ダウジングというものをもう少し、深く詳しく学びたいと思っております。伝統的な靈氣は重んじながらも、うまく活用して、様々ないいものと併用して、より治療効果をあげてみたいと考えております。
 
 
 
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