どのペンデュラムを選ぶか?
エナジーペンデュラムをすすめる理由
さまざまな質問が日本ダウジング協会には寄せられます。これまで私が受けた中で、一番多かった質問、そして今でも多い質問があります。それは「どのペンデュラムが一番いいですか?」という、あまりに唐突でシンプルな質問です。
この質問に対しては、ふたつの答え方があります。まずは、あえて個人的に、ひとつだけを選ぶとしたらどれか?という答え方。
これは、明確にエナジーペンデュラムのイシスペンデュラムと私は即答します。まず、Yes-No Questionのような通常の使い方をした場合でも、完全なシンメトリーをなし、重さのバランスも良く、使いやすいからです。
さらに、このペンデュラム自体に自浄効果があるため、特に浄化やエナジャイズなどのいわゆるメンテナンスもいりません。
そして、エネルギー測定、さらにチャクラバランシングを代表とするエネルギーヒーリングやカラーヒーリングが簡単にできるタイプのエナジーペンデュラムであり、ペンデュラム自身のエネルギーはハーモナイズする方向にだけ常に作用します。
実績としても、プロヒーラーの評価が高く、その分野で多く使われており、さらに初心者もまったく問題なく使える機種でもあります。いずれにしても、ヒーリングに関わる者であれば、これだけは持っておくべき必須のペンデュラムといっても過言ではないものです。
あなたに適したペンデュラムとは?
もうひとつの答え方は、その人にとって何が最も適しているか?という視点でのものです。実際は、こちらの答え方のほうが質問者にとって重要でしょう。まず、想像してみてください。
「車を買いたいのですが、何が一番いいですか?」
「包丁を買いたいのですが、何が一番いいですか?」
「テニスをしたいのですが、どのラケットが一番いいですか?」
「就職しようと思うのですが、どの仕事が一番いいですか?」
「旅行をしたいのですが、どこに旅行するのが一番いいですか?」
そんなふうに質問された時、あなたはどう答えるでしょうか?
車は、それを何に使うかで変わってきます。家族みんなで出かけるためか、荷物を運ぶためか、山などの悪路を走るためか、セカンドカーとして彼女とドライブするためなのか、目的によって車種の選択は変わります。
包丁の場合は、料理や調理する食材により変わります。テニスラケットは、キャリアやプレイスタイルで変わります。就職は、適正と本人の意思や希望、やりたいことによってかなり異なりますし、旅行は予算やその期間、そして、なんといってもその人の好みによって決まります。もちろん、目的も関わるでしょう。
ペンデュラムの場合も同じで、ダウザーの特性や適正、環境、キャリア、好み、予算、そういったものが関わりますが、最も大事なことは、「ダウジングで何をしたいか」です。その目的を明確にすることで、ペンデュラムの選択ができるようになってくるわけです。
ダウジングは何に活用されているか
その人がペンデュラムで何をしたいか、目的に沿って選べばいいと伝えたとしても、今度はまた、決まって同じ質問が返ってくるものです。
「目的といっても‥‥。ペンデュラムですることといったら、Yes-Noを聞いたり、何か選んだり‥‥。何か他にやれることがあるのでしょうか?」という質問です。
ダウジングは、よく知られているように、水脈探しや鉱脈探しがその発端だと言われています。実際に、ダウジングという言葉から連想するのはそのようなことです。
しかし、現代では生活に必要な水が簡単に手に入るので、水脈探しのためにダウジングをする人はほとんどいません(ただしジオパシックストレスを調べるための水脈のサーチングの場合は別で、ラディオニクスの分野ではむしろ活発にその目的で使われています)。
ペンデュラムを使ったダウジングでは、Yes-No Questionやチャートによる選択、外に出て(あるいは地図を使って)サーチングやセンシングを行うことなどがあげられます。また、「何を食べたらいいか?」「どのレメディをどれだけの頻度で摂ったらいいか?」といった使われ方も比較的多くあります。
そして近年は、ヒーリング分野での活用が多くなっています。チャクラやオーラを分析して整えるエネルギーヒーリング、遠隔ヒーリング、そして、ラディオニクス的な、場所のエネルギーの測定やハーモナイズ。
また、高次の存在などとの対話を試みるサイキックな使い方をする人もいるでしょう。
あるいは、ダウジングの骨格ともいえる「潜在意識の声」にアクセスするため、そして、その潜在意識の活用を高めるために使う方もいらっしゃいます。
巷では、ロト6や競馬の当り番号を当てるためにダウジングをするということもあるようですが、潜在意識は、「努力をしないで大きい結果や得を、自分のご都合主義で手に入れる」ためには作用しにくいものです(楽しみのひとつとしてやることは否定しませんが)。
もし、お金をたくさん得ようとするならば、自分の本当の役割を知ってそのために正しい選択を行い、大きい役割を果たした結果としてお金を授かるという形で潜在意識は力を貸してくれます。
そのため、潜在意識の領域を多く使うダウジングでは、手前勝手なこと、面白半分や興味本位のことには本来、役に立たないものなのです。
いずれにしても、ダウジングをすることで、誰でも〝エネルギー〟に関わっていくことになるのですが、エネルギー論理の真理は「調和」ですから、その調和にどの役割や立場で関わっていくかが大切になります。
その調和への関わり方こそ、役目であり目的と言えるでしょう。
センシングとヒーリング、そして好み
さて、話がずいぶん大きくなってしまいましたが、では「どうペンデュラムを選ぶか?」です。
目的をふたつから選んでみましょう。何かを探し出すセンシングに使いたいか? 調和的なエネルギーを作るヒーリング的に使いたいか? それが決まると、おおよその機種の方向性がはっきりしてきます。
そして、素材は、木、金属、クリスタルがありますが、どれがそれに適しているか、その重さや形状は心地よいか、そんなふうに選んでいけばよいと思います。
専門的な使い方やそれをより高めるといったケースを除けば、そう、あなたの好み、これはじつは重要な選択のカギです。〝好み〟は、さまざまなファクターを含んでいるものです。
また、縁のあるダウジングの知識と経験がある方に助言を求めるのもよいと思います。その深く広い世界を知っていくことができます。
最後に、もうひとつ、質問されてきた方が思いついたペンデュラムの選び方も紹介しておきます。
「あっ、そうだ、ダウジングして選べばいいんだ」
ペンデュラムを使ってダウジングをしようとして、はたと止まりました。
「えぇ~~、でも、どのペンデュラムでダウジングしてペンデュラムを選んだらいいの?」
私は、笑いながら答えました。
「今、持っているペンデュラムですよ」
あなたがダウジングしようとしたら、あなたは無意識のうちに、瞬時に数あるペンデュラムの中からこれを選んで手に持ったんですよ。