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ヒーリングに進化した近代ダウジング

ダウジングの一般的なイメージ
ダウジングという言葉を聞くと大概の人はふたつ種類のイメージを持つようです。
一つは、L字の針金を持って水脈や水道管を探す行為、もう一つ目は、占いの道具としての認識や普通では知り得ぬことを知るための特殊な超能力のための道具といったところでしょうか。
もっと、思いを過去に戻してみます。人間を含めた全ての動物は、五感をつかって生きるために必要な食べ物を得たり、危険を回避することをしてきました。そして、さらには五感を超えた第六感といわれる感覚すらそのために使ってきたわけです。
勘が鋭い、などといいますが、その「勘」といわれる感覚、それが第六感です。
古代の人たちは、現代人のような科学的電気的な探査機器はありませんでしたので、その「勘」を使う場合が現代よりはるかに多かったでしょう。そのとき、その感覚を増幅させるために「道具」を使うことを思いついたわけです。それがYロッドから始まりペンデュラムまでの各種のダウジングツールになっていきました。
水というものが古代の人間にとってはとても重要なもので、水脈を見つけることは生きるために大切なことだったので、その探索をダウジングにより行ったわけです。
さらに、ダウジングは占いや呪術的な行為や宗教にすら応用されました。この二つが一般の皆さんのイメージ強いわけです。
ラディエスセシアとラディオニクスの登場
ここの話が日本では知られておらず、また理解が難解であるともいえます。
ラディエスセシアとラディオニクスは明らかに関連性がありますが、全く別の場所で発展しました。ラディエスセシアは、19世紀の終わりごろに起こり、ダウジングをより科学的(論理的・体系的)に理解をしてその効果を拡大していこうとするものです。
ラディオニクスはアルバート・エイブラムスというアメリカの医師により、時を同じくしてバイブレーションを治療に取り入れる方法として作られたものです。
その二つの考え方がダウジングと共鳴しあい、現代のダウジングの発展を支えていると言えると思います。そのため、ダウジングの協会によっては、ダウジング&ラディオニクス協会、というような名称のところがあるくらいです。
水を発見するためにダウジングが生まれましたが、それは生きるためにおこなったことであり、さらには自然と調和して生きるための方法としてあったわけです。
ダウジングを第六感を使って、願望や我欲を達成するための技法に変換させた人も呪術に使う人もいましたが、それはあくまでも応用法でありダウジングから見れば必要な人だけが行うオプション的なもので決して本流ではないわけです。
ただ、生きとし生けるものは、本質的には、正しいエネルギーの状態にしていく、自然のエネルギーと調和する、ということが幸福の根源ですし、エネルギーを適切に交換し合い生かしあうのが普遍の生物の生きていくためのルールですので、そこに近づいていく方法論としてのラディオニクスやダウジングの技術は発展していくわけです。
ダウジングからダウジングヒーリングへの進化
鍼灸にしても、各種の手技療法にしても「気血を正すこと」を目的とします。血を正すために、それと関連した、筋肉や骨格の矯正を行っていくわけです。
そして、その血の流れと気の流れは相互に関わりあい、血の流れが良いと気の流れもよく、気の流れが良いと血の流れもよくなるのでその両方を見つめながら行います。気の流れを良くするために、ツボや経絡を使ったり、チャクラやオーラを正すわけです。
ダウジングは土地をみることから始まりました。ジオパシックストレス、つまり、土地の悪いエネルギーによって人が病気になったり心理状態が悪くなったりする、その問題の対処法として発展しました。
過去には、土地の磁波的なものや、断層、水脈などがそれらをつくっていましたが近代社会では、そこに近代設備や近代機器が出す電磁波が加わり状況を複雑にまた深刻にしています。
人間は寝ている時間が一生の中で非常に多いので、寝ている場所のエネルギーを良くすることをヨーロッパでは重要視し、場所のハーモナイジングを良くやっています。
日本では風水をおまじない的にとらえる部分がありますが、風水(Feng Shui)をダウザー達がリスペクトするのは、彼らがしている土地や場所のハーモナイジングに関連するいわば「科学」の一種と考えるからです。
土地のエネルギー状態が分かるのであれば、当然人の身体のエネルギー状態が分かり、その整え方(ハーモナイズ方法)がわかるわけです。また、私たち自身の本来のニーズはそれぞれが自分自身が健康に過ごせることにあるのです。そのために土地を見ていたのですから。
そういった背景から、人のエネルギー分析やそのエネルギーを整えていく、つまりエネルギーヒーリングにダウジングが進化していったのは自然の流れではないでしょうか?
そのヒーリングの効果性や分析力をあげるために、やはり、自然にカラーヒーリング、チャクラヒーリングが取り入れられていったこともうなずけます。そういった形でダウジングがエネルギーヒーリングに進化していったわけです。そこが明らかにダウジングの主流な大きい柱の一つといえます。
ダウジングを応用するセラピストの登場
クライアントの身体の不調を正すために多数触り続けているセラピストたちは、筋肉や骨格の実に繊細な変化を感じ取る指の感覚を身についていきます。
そして、同時に、エネルギー「気」もその指は感じ取りセラピーに生かすようになります。
そういったなかで、治療ポイントを見つけるため、つまり分析のために自然な形でダウジングを取り入れている人たちが増えてきました。自発的に気がついて導入しているわけです。潜在意識レベルで感じ取っている情報を、顕在意識に呼び起こすためにダウジングを使っているわけです。
ダウジングをセラピーに応用したときに、分析(診断)のみに使われているケースが多いのですが、実は、ダウジングヒーリングでは分析とヒーリングが行えます。
これからのダウジングのセラピー利用はその分野が広がっていきます。そのサポートが日本ダウジング協会(R)の大きい役目の一つともいえます。
これからのダウジングヒーリング
最先端のダウジングでは、ヒーリングのバイブレーションを一定化させ安全にするための工夫がされています。一定の幾何学形状が一定のエネルギーを放つという古代からの知恵は、その役目も果たしますし、セラピストのそれぞれのヒーリングのエネルギーを整える、いわば音楽でいえば音叉のような役目も果たします。
また、そのヒーリングをより良く体系化するためにチャクラシステムやカラーヒーリング(Chromotherapyクロマセラピー)が取り入れられているわけです。さらには、フラワーエッセンスをはじめとする各種レメディやクリスタルヒーリングも取り入れられています。
その分野で大きい役割を果たしているペンデュラムが、チャクラバランシングを得意とするイシスペンデュラム、そして、グリーンマイナスエネルギーを扱うオシリスペンデュラム、また遠隔を得意とするカルナックペンデュラム、それらの最も発展したものとして最高機種としてのフレンチユニバーサルペンデュラムがあるわけです。
私見ですが、ここで、人へのヒーリングをさらに発展させていくためには、人をセラピーし続けたセラピストの役割がとても大切で、ダウジングやラディオニクスの技術者とそのセラピストとの協力や協調がカギとなってくると考えています。
そして、さらには、健康(Health)を作り出すHealingの先には、幸福な生き方へ広がっていくのは当然と思っています。痛みや苦しみのない人生から幸せな生き方への向上。より良い生き方の羅針盤としてダウジングをとらえる考え方はそのような経緯や理由からなのです。
 
 
 
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