動物たちと話ができますか?

ダウジング講座
誰でもアニマル・コミュニケーションの能力がある

加藤 アニマル・コミュニケーションは複雑なことをたくさん学ばないといけないと思う人がいると思うのですが、どうでしょうか?

デビィ 何事にも言えることですが、本当にわかっている人は物事をシンプルに説明し、シンプルに行うことができます。アニマル・コミュニケーションでは、複雑なメソッドを提供する場合も確かにありますが、理解が浅いためにそうなることも少なくないようです。私はたしかに長い時間をかけてトレーニングを受け、多くのケーススタディを経験してきました。おかげで私は、それらのノウハウをシンプルなメソッドに落とし込むことができました。コワン-ハケットメソッドでお伝えするのは、そういうものです。

 会話を例に挙げると、「こんにちは」と言えば「こんにちは」と返します。複雑なシステムを理解して、さらに瞑想をして気持ちを落ち着け、手順を追って慎重に進めるということではなく、シンプルであるがままであることが大事なのです。そもそも動物たちはあなたのことを見透かしています。隠すこともつくることも、まったく必要ないのです。

加藤 では、アニマル・コミュニケーションは誰でもできますか? 例えば、特別なサイキック能力がない人でもアニマル・コミュニケーションはできるようになりますか?

デビィ 私自身、特殊なサイキック能力などありません。普通の人間です。そして、誰でも生まれつき動物と話す能力を持っています。小さい子たちは自然に動物と話しますが、大きくなってくると周りの大人が「動物などと話すことはできないから、そんなことはしてはだめ」と拒絶したりするのです。

そして、アニマル・コミュニケーション能力をブロックしてしまうことになります。アニマル・コミュニケーションは学ぶのではなく、外的に植え付けられたブロックを外して、本来の自分の持っている能力を思い出すプロセスなのです。 ダウジング講座

亡くなったペットが向こう側から教えてくれること

加藤 ペットを亡くして深く悲しむ人がいます。かくいう私も昨年の年末、デビィさんと会って話してもらった愛犬のティオを亡くし、とても悲しい思いをしました(メスのパピオン犬。18歳8カ月で2021年12月に亡くなる)。亡くなったペットと会いたい、そして話したいという人がたくさんいます。そのようなことはできるのでしょうか?

デビィ もちろん、可能です。ティオは、じつはそこにいます。じゃあ、私が知りえないことを彼女から早速聞いてみましょう。

 イメージがとても早くきました。加藤さんは右足の足首が硬くなっているそうです。そして奥さんは、背骨の左の下の部分が赤くなっていて痛みがあり、膝の痛みもあるのでケアしてほしいと言っています。ちなみにティオがスピリットの世界で一緒にいるのは、黒いボストンテリアのような犬だそうですよ。

加藤 じつは我が家の階段にティオの写真がたくさん飾ってあるのですが、3日前うちの奥さんはその階段から転がり落ちて、まさにその背中のところを打ち、あざになっていて痛みがあるのです。今は良くなったのですが、直後は傷み、そう、膝も冷やしていました。私の方は、足首が硬いので、よくストレッチしています。登山で痛めたかもしれません。

デビィ ペットとのコミュニケーションでは情報があちこちに飛ぶことがあり、私はただそれをくみ取るだけで、解釈を加えるわけではないのです。すごいスピードでいろいろな情報が飛んできましたよ。

加藤 ペットロスについてもう少し詳しく教えてください。

デビィ 私には世界各地に多くのクライアントがいます。そして、多くの人がペットを亡くして苦しんでいます。ペットを失った人は悲しむだけではなく、自分を責めるのです。「あの時、こうしたら死ななくて済んだのでは」とか「もっとこうしてあげたかった」とか。

 ペットは向こう側から死んだときの状況を教えてくれますし、飼い主の責任ではなく、寿命だったことも教えてくれます。そして飼い主へメッセージを送ってくれます。ペットたちは死んでもまた違う犬になって、あるいは違う何らかの形になり、何度でも必ず戻ってきます。

 キャロル・ガーニーは、そのような生まれ変わりの例をたくさん集めて実証しています。実際、私のドーベルマンは亡くなった後、また違う犬となって私のそばにいます。前の犬は何か飲もうとすると私の脇のところに来て突くのですが、今の犬もまったく同じことをしますし、同じ犬であることが眼を見るとわかります。

加藤 本日はありがとうございました。日本でもペットと触れ合う機会が増え、アニマル・コミュニケーションを必要とする人がたくさんいます。今度は直接、デビィさんのメソッドを学ぶ機会を提供したいと考えています。

ダウジング講座

デビィさんは、どんなペンデュラムを使っていますか?

「マーメットペンデュラムを使っています。チャンバーがあり、中に動物の毛などを入れてエネルギーを繋がりやすくすることができます。これは私の選択ですが、ダウジングもアニマル・コミュニケーションも同じで、絶対的な法則があります。自分が心地よく、そして安心できる方法を選択することが最も重要だということです。」

マーメットペンデュラムは、ホメオパシーのとても効果的なツールであることが知られている。トップ部のキャップを取り外し、中の空洞にサンプルやエネルギーを伝えるためのレメディなどの目印を入れて使用する。ペンデュラムのエネルギーの方向の明確化がはかれる。

ダウジング講座